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蜂群崩壊症候群 ミツバチがいないと人類滅亡? [話題]

三浦半島で養蜂場の蜂が巣に戻らないことが話題になっています。

この現象は蜂群崩壊症候群(CCD)といい、ヨーロッパ アメリカ、インド、日本などでこれまでに報告され
2012年に日経サイエンス2012年4月号でこの問題に対する研究について書かれたなど、
一般的には知られていなくても、養蜂に携わる人にとっては、以前から問題になり原因や対策が探られているようです。

蜂が突然いなくなる(巣に帰ってこなくなる)そうで、女王蜂や幼虫はそのまま巣に残し、忽然と消えてしまうらしい。

何十群、何万匹という規模の話なのですから、とてつもないです。

原因はいろいろ研究されているけど、特定されていないもようです。

たとえば有力な説として、農薬説、飢餓説(水不足)、気候が原因とする説、寄生虫説など、さまざまあるらしいですが、
まだ確定するほどのデータがそろっていないようですね。

そのいなくなった蜂たちは、どこかで死んでしまっているのでしょうか。山となって死んでいた、という報告もあるようですが。不可解な点がまだたくさんあるようです。

原因や対策は確定してないですが、その影響としては社会的に大きな損害が発生することはないとされています。

一部で言われている地球からミツバチがいなくなったら人類も絶滅するというのは都市伝説で

その出所はCCDのニュースや08年公開の米映画『ハプニング』において、アルベルト・アインシュタインの発言として次のような言葉が引用されたことです。

「もし地球の表面からミツバチが消え去ったら、人間は4年も生きてはいけないでしょう。どのようなミツバチも、どのような受粉も、どのような植物も、どのような動物も、どのような人も。」

ところが、この「アインシュタインの言葉」はどこから引用されたのかは報告されていないそうです。
そして、この言葉が最初に使われたのは、アインシュタインの死後39年たった1994年ということですから、
今は都市伝説だと指摘されています。

蜂がいなくなっても、人類の滅亡にはつながらないようでその点は安心ですが、
養蜂家の方にとっては、死活問題ではないでしょうか。



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